• 直言コラム「青葉区随想」「旗幟鮮明」
  • プロフィール
  • 信条・政策・実績
  • 動画で見る「小島健一」
  • ブログ「小島健一の儀」

小島健一事務所所在地

〒227-0063
神奈川県横浜市青葉区榎が丘13-10
TEL 045-988-0838 FAX 045-988-0839


►Google Mapsで見る

 

青葉区随想 1392018/05/18
NO.139 セクハラ&モリカケ

 去る4月、維新を除く野党6党が、麻生太郎財務相の辞任を求めて国会審議を拒否し、何と18連休という状況に陥った。ネット上では野党のズル休みだと批判が殺到していたが、柳瀬元首相秘書官の参考人招致により漸く再開に至ったのはご承知の通りである。これに関して面白かったのは、国民民主党を立ち上げた玉木共同代表が「親や地元からそろそろ国会に出ろと言われたから」と述べたこと。図らずも、ネット上で失笑を買う羽目になっていた。
 さて、野党が政局にしている前財務次官のセクハラ疑惑だが、もちろんあってはならぬことは言うまでもないが、被害者女性の会社であるテレビ朝日の対応も厳しく批判されるべきではないか。さらに、ネット上では、立憲民主党の初鹿議員や青山議員らの強制ワイセツ疑惑等については何も触れず問題としない野党に対して、やはり批判が殺到していた。が、その件についても、テレビや新聞は「報道しない自由」を行使しているようだ。
 国会審議が、モリカケ問題そしてセクハラ問題へと一年以上続いている中で、周辺諸国の情勢は大きく変化している。我々国民は、拉致・ミサイル・核問題等の議論をもっと求めているのではないか。にもかかわらず、GW明けの柳瀬氏の参考人招致では、誰と面会したとか、名刺交換したとかという下らない質疑が続き、結局、野党が「疑惑は深まった」との決まり文句を発しただけだった。
 果たして、何ら違法性も見られない、こういった事を掘り起こして一体何が出てくるのか。これが日本の国にとってどういう意味があるのか。否、むしろカケ問題について言えば、獣医師会から献金をもらって岩盤規制を守ろうとした与野党の政治家や、天下り先を提供してもらった文科省の方を追求するのが筋ではないのか。
 私も政治家として、日常的に多くの方に会い、名刺交換をする。今回、国会中継を見て学んだことは、会った人全員を覚えておかなければならないということだけだ(笑)。

▼バックナンバーを見る

▼バックナンバーを見る

ページトップへ