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青葉区随想 1482019/02/08
NO.148 拉致問題解決に向けて

 私は神奈川県議会の拉致議連の事務局長であり、現在、拉致問題地方議会全国協議会の事務局長も兼ねている。そしてこれまで、議員として、拉致問題解決に向けて、人一倍、様々な活動をしてきた自負がある。
 私がこの問題にこだわるのは、平和憲法と言われる現憲法の下で、ほとんどの国民が北朝鮮による日本人拉致というものに気付かず、あるいは気付かないふりをしてきた責任というものを私自身が感じているからだ。
 そして、過去の自民党の大物議員を含め、日弁連会長、社民党、日教組委員長らが、拉致疑惑を創作だと断じ、あるいは金日成主席を賛美してきた経緯もやはり許すことができないのだ。
 さて、先日、北九州市で開催された日教組の教研集会で、北朝鮮による日本人拉致問題を学校で教えることに批判的な対応があるという報道があった。教研集会とは教育研究全国集会の略で、組合員から研究発表があるわけだが、拉致被害者の横田めぐみさんを題材にしたDVD「めぐみ」の上映は、在日コリアンの生徒を傷つけ、日本人生徒の朝鮮人に対する憎悪を助長する恐れがあるのだそうだ。
 確かに、その可能性がゼロとは言わないが、悪いのは北朝鮮の独裁者であることを教えれば良いだけではないか。むしろ、日本人の人権をないがしろにする教師の資質こそ疑う。
 10年ほど前、私は県議会の本会議で、拉致問題啓発のためDVD「めぐみ」を公立学校で活用するよう強く要望した最初の議員である。その後、文科省から活用促進の通達もあり、今も神奈川県の県立学校では9割近い活用率があるが、公立小中学校では6割を切り、毎年、下降しているのが現状だ。私は、早期の解決に向け世論を喚起するため、拉致問題の風化を止めるためにも、DVDの活用を引き続き訴えていきたいと思う。
 北朝鮮や朝鮮学校を非難することをヘイトだという新聞社もあるようだが、繰り返すが、日本人が受けた戦後最悪の人権侵害を我々は許すことはできないのだ。

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