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青葉区随想 1512019/05/17
NO.151 憲法フォーラム in 神奈川

 令和の時代を迎えて最初の憲法記念日(5月3日)、私は「憲法フォーラムin神奈川」のシンポジウムにコーディネーターとして参加した。この日は全国各地で憲法改正について賛成・反対のイベントがそれぞれ行われていたが、神奈川県では「憲法改正を実現する神奈川県民の会」主催でこのフォーラムが開催された。
 そして、シンポジウムでは文藝評論家の小川榮太郎氏をはじめ国会議員、地方議員、日本青年会議所や民間女性の代表がパネリストになり、憲法9条への「自衛隊明記」をテーマにして議論を行った。
 議論の中では、「憲法審査会で、昨年の臨時国会の審議時間が衆院3分・参院2分の計5分しかなかった事実は正に民主主義を否定する行為だ」とする意見や、「自衛隊を明記すれば日本は戦争ができる国になる」「戦後の平和は憲法9条によって守られた」という愚論に対する反対意見等が活発に交わされた。最後に、国会での憲法改正論議を促進せよという決議を行ってフォーラムは閉会したのだが、テレビや新聞がそのような論調で報道しているかといえば、決してそうではないと私は思う。
 実は、去る4月10日の共同通信の憲法世論調査では、憲法改正について、何と63%が支持、自衛隊明記については69%が支持という素晴らしい結果が出ていたのだが、この世論調査を積極的に報道するマスコミはほとんど無かったのだ。正に「報道しない自由」を左翼マスコミが行使しているということだろう。それ故に、民間有志の地道な活動やネットを通じての意識啓発が重要になってくるのだ。
 憲法議論において、「まだ時期が早い」「まだ議論が足りない」と言って、私達国民の意思を示す権利を奪っているのは誰なのか。戦後、一言一句変えず、憲法学者の6割以上が自衛隊違憲論を唱えるアメリカ製の憲法を、何故、変えてはいけないのか。マスコミを含め、維新を除く野党は国民を馬鹿にしているのではないか。機は既に熟している。

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