• 直言コラム「青葉区随想」「旗幟鮮明」
  • プロフィール
  • 信条・政策・実績
  • 動画で見る「小島健一」
  • ブログ「小島健一の儀」

小島健一事務所所在地

〒227-0063
神奈川県横浜市青葉区榎が丘13-10
TEL 045-988-0838 FAX 045-988-0839


►Google Mapsで見る

 

青葉区随想 1522019/06/21
NO.152 朝日新聞の勘違い

 先日、青山繁春参院議員ら5人の自民党議員により「日本の尊厳と国益を護る会」が発足した。この会は「父系(男系)の皇位継承」、中国や韓国資本による不動産買収が進む現状から「外国資本による土地買収の拡大防止と回生」、そしていわゆる「スパイ防止法の制定」を掲げ、必要に応じて立法措置を目指すとしている。正に今までの自民党の不作為を自民党自身が何とかすべきという考えに端を発しており、私自身も大いに賛同するものである。
 さて、その中の皇位継承に関して、昨今、野党や大手メディアが女系天皇容認論を喧伝しているように思う。そのせいか、皇位継承資格者が3人だけであることや「女性差別」の観点から論じられることが多く、国民世論が容認へ誘導されつつある。しかし、女性天皇と女系天皇の違いを正確に理解している国民が果たしてどれだけいるだろうか。
 皇位は日本でほぼ唯一、世界では正に唯一、古代の氏(血筋)感覚によって継承されてきたものであり、父方を辿っていくと神武天皇に行き着く。この素晴らしき日本の遺産ともいうべきものを簡単に捨てて良い筈がないと私は思う。守るべきものを守るのが保守政治家の務めだろう。
 一方、未来の自由を守るため、今月、香港では200万人のデモが起きた。それは刑事事件の容疑者を中国本土に引き渡すことを可能にする「逃亡犯条例」改正案に反対するデモであるが、それに呼応する形でSEALDs元メンバーらが東京で香港支援デモを実施し、朝日新聞はそれを好意的に報道していた。
 しかし、ちょっと待って欲しい。警察に守られ、太鼓を叩き、ラップ調で連呼する幼稚なデモと、香港のデモを一緒にしないでもらいたい。香港の人達は自由と民主主義のために本当に命懸けで中国共産党と闘っているのだ。そもそも、かつてSEALDsがやっていた日本の安保法案に反対するデモを見ながら、中国政府は高笑いしていたのではないか。朝日新聞は勘違いしている。

▼バックナンバーを見る

▼バックナンバーを見る

ページトップへ