青葉区随想 1552019/09/13
NO.155　あおば支援学校

　令和2年４月、青葉区上谷本町に横浜北部方面特別支援学校（仮称）が開校する。実は、平成26年２月、私の県議会代表質問に答える形で教育長が初めて正式にその設置を発表したこともあり、私自身、開校に向けて感慨深いものがある。そもそも、特別支援学校に在籍する児童・生徒数が近年急速に増える中、青葉区や都筑区などに居住する児童・生徒数の増加が著しく、横浜北部での新設が早急に求められていた。
　そんな中、県立児童養護施設であった中里学園の機能が平塚市にある県立施設に統合されることになり、その跡地が設置場所に決定されたわけである。現在、建物はほぼ完成しており、近くにある県立市ケ尾高等学校内に開設準備室が設けられ、着々と準備が進められている。機能と規模については、肢体不自由教育部門と知的障害教育部門があり、小・中・高等部合わせて約200人が通う予定である。
　ちなみに、スクールバスは６台の予定であるが、既存の特別支援学校の保護者の皆様からの様々な要望も踏まえて、文教常任委員会で質疑を行っていきたいと思う。今定例会には「あおば支援学校」という校名案も出されているが、一歩先行く街、青葉区に相応しい特別支援学校になるよう尽力していきたい。
　ところで、先週、週刊ポストの「韓国なんて要らない」特集が差別扇動やヘイトだとしてバッシングを受け、編集部が謝罪した。私自身は、今回のそれは言論の自由の範囲内で問題ないと思うが、全国の新聞社の労組（産経を除く）が加盟する新聞労連が「今こそ『嫌韓』煽り報道と決別しよう」という声明まで出した。
　確かに、日韓の民間交流は大事であり、むやみに嫌韓を煽ることは控えるべきだと思うが、新聞社の方こそ、安倍内閣倒閣運動のための「モリカケ問題」という国内の虚構報道と決別すべきだ。むしろ、野党議員と関係があるとされ、のべ80名以上が既に逮捕された「関西生コン事件」を積極的に報道すべきではないか。