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青葉区随想 1612020/03/13
NO.161 国難を乗り越える

 2月27日、新型肺炎の感染拡大を防止するため、安倍総理が全国すべての小中高校や特別支援学校を3月2日(月)から休校とするよう要請した。期間については、今後1、2週間が極めて重要とし春休みまでとした。案の定、全国一斉休校は余りにも唐突だとし、野党からは撤回すべきとの批判が相次いだ。韓国やイタリアと違って総理の発言に強制力は無い故、あくまで最終判断は各自治体に委ねられたが、ほとんどの自治体が実施期間に多少の差はあれ、休校という方針に従った。
 神奈川県内の県立学校に関しては、「3月2日から春季休業の開始日までの間、臨時休業」という通知が出され、特別支援学校については生徒の個々の事情に応じて「児童・生徒の居場所」を学校に設けるという方針も出された。
 確かに、今回の一斉休校に関連して学童保育、給食等の問題が生じているのは事実であり、政府は真摯に受け止めなければならない。が、若年層がウイルスの感染媒体となることも指摘され、3月5日には都内で初めて未成年の姉弟の感染が見つかった。同日、総理は中国人と韓国人を実質的に入国禁止にする方針を発表したが、全ては結果責任を伴う総理の政治判断であり、私達も危機感を共有すべきであろう。
 さて、コロナよりサクラを優先していた野党議員や、クルーズ船の初期対応が失敗だと批判ばかりのマスコミは、先手を打った今回の総理の判断もやはり否定している。これまでは政府の対応が全て後手後手に回ったと批判し、先手を打てば拙速に過ぎると批判する。デマが発生源ではあるが、トイレットペーパーの在庫が無い映像を流して、逆に買い占めを煽ったのはマスコミだ。
 「みんなで力を合わせ、この危機を乗り越えようと論説で書いたところ(マスコミ)はありますか」
 これは櫻井よしこ氏が某BS番組で述べた言葉だが、新型コロナウイルスという国難をどう乗り越えていくべきか、私達は我慢するところは我慢し、協力していくべきではないか。

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