旗幟鮮明 1342020/10/01
NO.134　菅内閣発足

　9月16日、菅内閣が発足した。行政の縦割りや既得権益、悪しき前例主義の打破、デジタル庁創設、携帯電話料金の値下げなど、行政改革・規制改革の方針を掲げ、歴代３位の74％（読売新聞）という高支持率でのスタートである。横浜市内の選挙区から初の総理誕生であり、私もしっかりと支援していきたい。
　さて、菅総理は、就任談話で「我々が目指す社会像は自助・共助・公助、そして絆です」と語った。これに対し、早速、立憲民主党の枝野代表が「政治家が自助と言ってはいけない。政治の責任放棄だ」と批判した。
　しかし、この場合の「自助」とは自己責任ではなく、普遍的な意味を持つことは誰にでもわかるはずだ。例えば危機管理においても「自助」が最も肝要なことは言うまでもなく、難癖をつけているに等しい。しかも、枝野氏自身、民主党時代に同様の発言をしているのだ。
　また朝日新聞は、9月19日、ジャパンライフの山口元会長が逮捕されたことを「桜を見る会」問題と絡めて1面トップで報じた。菅内閣に対しても引き続きそれを追及する姿勢を示したが、朝日新聞の元政治部長がジャパンライフの顧問となって、政界やマスコミのパイプ役として詐欺に加担してきた事は頰かむりしたままだ。
　菅総理は、叩き上げの苦労人と評される。安倍政権と同様に、理不尽な野党やマスコミに屈せず、国益を守っていただきたい。