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青葉区随想 1732021/03/12
NO.173 ウィズコロナ社会へ

 首都圏1都3県に発令されていた3月7日までの緊急事態宣言が21日まで2週間延長された。一部地域で未だに病床の逼迫が続き、変異株にも警戒が必要だということが主たる理由である。
 これに関して、黒岩知事は「神奈川だけで見ると解除できる状況だが、県内も下げ止まりの傾向にあり、宣言延長はやむを得ない」と述べたが、私自身はそのまま単純に納得はできなかった。何故なら、既に2ヶ月に渡って緊急事態宣言が継続している上に、先月末に解除された大阪府よりも神奈川県は感染状況指標が良いからだ。
しかし、アンケートをとると、何故か8割の国民が宣言延長を望んでいる結果が出る。日本において、コロナに対する漠然とした不安感というものがどれほど蔓延しているのか、私は逆に不安になってしまった。
実際、2020年の死因ランキングでは、米国・EUでは新型コロナが第3位だが、日本では第36位。また、2月24日時点で、人口100万人当たりの新型コロナによる日本の死者数は世界ランキング96位。正に日本の感染状況は「さざ波状態」と言えないか。むしろ、飲食店倒産、自殺者急増など、過度に新型コロナを恐れる弊害の方が大きいのではないか。
 私がいつも参考にしている某医大教授は次のように述べている。「日本ではコロナは風邪のちょっと悪いやつ。早くウィズコロナ・ポリシーを明確にし、医療体制強化に舵を切り、緊急事態宣言を即刻解除すべき。リバウンド回避のためと、皆、口を揃えて言っているが、地球上からコロナを撲滅しない限り、インフルエンザ同様、リバウンドするに決まっている。だから、リバウンドしてもへっちゃらなように医療体制を強化し、2類指定を解除し、医療崩壊しない限り目くじらを立てずにウィズコロナで淡々と暮らすしかない」
 私はこの考え方に非常に共感しているが、現実として緊急事態宣言が延長された以上、影響を受ける全ての業種に対して、県支援策を推進していきた

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