旗幟鮮明 1422021/06/03
NO.142 議長就任に際して
5月24日、県議会における議長選挙の結果、私は第114代神奈川県議会議長に選出された。誠に身に余る光栄であり、これまで支えていただいた方々に対し、本当に感謝の念に堪えない。
しかし、県下では、昨年以降、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、県民・県内事業者の皆様が長期にわたって厳しい生活を強いられている。さらに神奈川県に適用中の「まん延防止等重点措置」は平塚、小田原、秦野市を新たに加えて6月20日まで延長されることが決まった。これで県内33市町村のうち20市町が対象となるが、県内事業者への協力金交付については遅滞なく実行されるよう要請したい。
コロナ禍の早い終息を誰もが願っているが、以前にも述べたようにコロナウイルスがゼロになることは有り得ない。それ故に、我々自身がウイズコロナ・ポリシーをしっかり認識して、政治家が社会経済活動と感染対策の両立を図る決断をすべきだと私は思う。
私の好きな言葉に「雲の上はいつも晴れ」というのがある。県議会での議長就任挨拶でも使わせてもらったが、その意味するところは次の通り。
「たとえどんなに空が曇っていても、地上で雨が降っていても、その上にはいつも青空が広がっている。今はうまくいってなくても、それを乗り越えた後には明るい未来が待っている」
雲の上の青空を心に描きながら、議長の職務を果たして参ります。