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青葉区随想 1832022/01/14
NO.183 オミクロンは風邪?

 オミクロン株の感染急拡大により、1月9日から31日まで沖縄・広島・山口3県に「まん延防止等重点措置」が政府により適用された。ちなみに、1月8日の沖縄県の新規陽性者は1,759人であるが、重症者はゼロという状況である。しかも、沖縄県の玉城デニー知事は、沖縄県の感染爆発の原因が米軍基地のせいであると繰り返し記者会見で述べていた。これら一連の報道を見ながら、何かがおかしいと感じているのは私だけではないはずだ。
 私がいつも参考にしている元厚労省医系技官である木村盛世氏は関西のテレビ番組で次のように述べている。(関東エリアでは何故か放送されない)
「風邪のウイルスをゼロにすることは不可能。私達はコロナを受け入れて、通常の病気として扱うべき。無症状か軽症の人をカウントすることは馬鹿げている。岸田首相は国民のためにコロナ終息宣言を出す覚悟を!」
 私も全く同感であるし、陽性者の数だけを報じて、社会不安を煽るマスコミの報道姿勢にも疑問を感じる。しかも、前述の玉城沖縄県知事の発言は米軍人・家族に対する差別を助長する問題発言ではないのか。
 現在、神奈川県においても、オミクロン株の市中感染は拡がり、陽性者数は急増している。1月8日時点で陽性者数は354人であり、間違いなく、今後も一定期間は増え続けるであろう。そして、結果的に「まん防」適用の可能性も示唆されてくるわけだが、私は個人的には反対である。何故なら、真っ当な専門家が言っているように、オミクロン株は重症化しない代わりに感染力が圧倒的に強く、従前の人流抑制程度では感染が止まらないからだ。
 イギリスでは20万人を超える陽性者が発生しても、新たな制限は不要と担当大臣が述べている。新型コロナウイルスが、今や普通の風邪に近づいているなら、飲食店振興等を進めて地元経済再生へ大きく舵を切るべきだ。
 科学である新型コロナ問題を、利権と政治パフォーマンスの場にしてはならない。

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