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青葉区随想 1942022/12/09
NO.194 コロナと漢方薬

 12月2日、河北新報に次の見出しが躍った。
「コロナ急性期にあの漢方薬が有効 東北大医のチームが突き止める」
即ち、新型コロナウイルス感染者の発熱緩和や重症化抑制に漢方薬が有効であるとの研究結果を、東北大大学院医学系研究科の高山特命教授らの研究チームが発表した。
 この漢方薬とは「葛根湯(かっこんとう)」「小柴胡湯加桔梗石膏(しょうさいことうかききょうせっこう)」を指す。これらの漢方薬を、発症から4日以内に使った患者は、解熱剤や咳止めを服用する通常治療グループの患者より回復が早く、酸素吸入を必要とする重度の呼吸不全へのリスクが低かったとのことだ。
 これは極めて画期的な研究結果であると私は思う。何故なら、コロナパンデミックが始まった時、葛根湯や麻黄湯がコロナに効くとネットに書き込んだだけで、その投稿がデマ扱いされて強制的に削除されていたからだ。私自身も、従来から風邪の引き始めには葛根湯を服用していたが、結局、我々を情報統制していた勢力が逆にデマを流していたということではないのか。
 折しも、11月22日、国内初の新型コロナ治療薬ゾコーバが緊急承認され使用が始まっている。しかし、その効果は、例えば新型コロナの症状が通常8日間続くところをわずか1日短縮させるに過ぎない。しかも、安価な葛根湯と違って、新薬のため一人数万円のコストが掛かるのだ。
 これらを勘案すれば、どちらの薬を使った方がベターなのか一目瞭然ではないか。しかし、既に政府は塩野義製薬とゾコーバ100万人分の調達で合意しており、我々の知らないところで、ファイザーやモデルナの新型コロナワクチンと同様に莫大な金が動いている。極めて、納得出来ないことばかりだ。
 mRNAワクチンを打ち続けた結果、多くの日本人の免疫力が下がっていると言われる。そのせいかどうか分からないが、戦後最大の超過死亡が起きている。我々は、本来の免疫力を最初から信じるべきではなかったのか。

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