NO.8 ワクチンと免疫
武見厚生労働大臣は、11月28日の記者会見で第一三共(株)が開発した国産初の新型コロナウイルスワクチンを承認したと発表した。そして、政府はそのXBB.1.5に対応したワクチン140万回分を購入して12月4日の週から配送を始め、12歳以上を対象に今年度末までの無料接種に対応させるということだ。
既に今年度、ファイザー製とモデルナ製、計4500万回分のワクチンが確保されたことは以前にも述べたが、確かに国産ワクチン供給の技術や体制が確立できたこと自体は、公衆衛生や安全保障上、意義のあることかもしれない。
しかし、弱毒化して普通の風邪と同じレベルになった新型コロナに、果たしてワクチン接種をする意味が本当にあるのだろうか?世界で唯一、7回目接種をしている従順な日本人は早く目覚めるべきではないか。
又、今回はMeijiSeikaファルマの「レプリコンワクチン」という従来のmRNAワクチンに比べて少量の接種で高い効果が期待される新ワクチンも承認された。今回は、XBB.1.5に対応していないため使用不可らしいが、来年度以降、定期接種化されれば間違いなく使われるだろう。しかし、新型コロナワクチン接種後死亡者や重篤な副反応者がこれだけ多い中、新たなタイプのワクチン使用に私はリスクしか感じない。再び、日本人が実験台にされるという不安しかない。
私は医師ではないが、私達は原点に立ち返り、人間本来の免疫を信じてそれを強化することを心掛けるべきではないか。例えば、免疫が最も活性化する体温は36.5℃と言われ、40.0℃ではほとんどの癌細胞が死滅する。逆に低体温は癌の発生率を上昇させるのだ。また、食品に関しても、日本は世界一の食品添加物王国という現実がある。
体温を上げ、食品に注意することが最強の自己防衛ではないか。