NO.9 辰年と「アレ」
昨年の漢字は「税」、流行語大賞では「アレ(A.R.E.)」が年間大賞となり、「蛙化現象」「生成AI」「闇バイト」等がトップ10に入った。
年間大賞となった「アレ」は、阪神タイガースのセ・リーグ優勝に向けて、岡田監督が敢えて「優勝」という言葉を使わないことで余計なプレッシャーをはねのけ、その結果、見事に悲願を達成したことに由来する。さらに、その後の38年ぶりの日本一は阪神ファンでない人達にも元気を与えてくれたはずだ。
さて、私自身は、昨年を振り返ると「新型コロナ5類移行」「LGBT理解増進法成立」「ジャニーズ性加害問題」が特に記憶に残っている。これらは、私達のこれまでの価値観を大きく変えるものだったのではないか。特にLGBT理解増進法は、今年もジワジワと様々な分野に影響を与えてくるかもしれず、保守系議員こそ、この課題を公の場で積極的に議論していくべきだ。もちろん、左翼マスコミの圧力に負けずに。
同様に、今年も引き続き県内の中小企業に対して、円安や燃料費高騰支援策を検討していく必要があるだろうし、三浦エリアでのライドシェア実証実験についても注視していかなければならない。
それから、当然、神奈川県議会で私だけが発信している新型コロナワクチン被害者問題についても、私自身、もっと大きな声を上げていくつもりだ。この問題は、スポンサーがビッグファーマ(大規模製薬会社)のせいか、テレビや新聞ではまともに取り上げられないまま今日に至っている。しかし、多くの友人・知人・隣人が亡くなっている現状にさすがの日本人もそろそろ気付き始めているのではないか。
今年は辰年。龍は十二支で唯一の想像上の動物であるが、この問題は想像ではなく現実である。私は「アレ」と言って表現を絶対にぼかすつもりはない。