NO.213 レプリコンワクチン
今年度、私は21年ぶりに県議会の厚生常任委員会に所属することになった。所管する分野は医療・福祉を中心に多岐にわたるわけだが、7月4日の委員会では新型コロナワクチンの今年の秋冬接種等について質問を行った。
その中で、まず、3月の予算委員会でも取り上げた国の「予防接種健康被害救済制度」における現在の認定数について確認。6月28日時点で死亡一時金が認定された件数は672件、その内、神奈川県内では28人が認定されているとのことだ。この他、医療費・医療手当、障害年金等の支払われるケースを含めて既に300億円以上の公費が拠出され、現在審議中の件数を勘案すれば、さらにこの数字はどんどん上がっていくはずだ。
「厳密な医学的な因果関係までは必要とせず」と厚労省は言いながら、事実として新型コロナワクチン接種後の健康被害を認めているわけだから、私はこれは明らかな薬害ではないのかと言明した。厚労省やマスコミは小林製薬の「紅麹」問題ばかりを叩いているが、この異常な健康被害の方が遥かに深刻ではないのか。
続いて、レプリコンワクチンについて質疑。まず驚いたことに、県当局や県議らがレプリコンワクチンが何なのか全く分かっていないのだ。私からは世界で日本だけで承認されている自己増殖型mRNAワクチンであり、今年の秋から世界で初めて日本で接種される予定のワクチンと解説。正に日本人が人体実験されることになるかも知れないと言及し、新型コロナワクチンに関する徹底した情報公開を市町村と連携して県民に行うよう要望した。
新型コロナは、オミクロン株以降はほとんど重症化せず通常の風邪と変わらないと指摘するドクターや研究者は多い。また、新型コロナワクチンのせいで免疫が抑制され、帯状疱疹の発生が増えているとも言われる。
私は、ワクチンで免疫を上げるのではなく、体温を36.5度以上にキープするなど、県の未病政策をさらに進化させるべきだと最後に申し述べた。