NO.39 本当の平和教育とは?
3月16日、同志社国際高等学校の17歳の女子生徒が辺野古沖で抗議船に乗せられ、平和学習中に死亡するという痛ましい事件があった。それを契機に学校における校外活動の安全管理の徹底と共に、学校の政治的中立性の問題がクローズアップされている。
私自身は、学校で現在行われている様々な平和教育そのものを否定しないし、平和学習を兼ねて広島、長崎、沖縄へ修学旅行に行って経験を積むことも素晴らしいことだと思う。実際、神奈川県内の県立高校でも、昨年度、全体の半数を超える77校がその3県への修学旅行を実施している。
とはいえ、平和学習として戦争の悲惨さ、愚かさ、平和の尊さだけを学ぶだけでは現実社会に即していないのではと私は思う。
何故なら、他国を決して侵略しない日本において、中国の軍組織の一部である公船が毎日のように尖閣諸島へ領海侵犯を繰り返している。そして、北方領土と竹島がロシアと韓国に不法占拠された現実の下で、自衛隊や海上保安庁の皆さんが日本の平和を維持してくれているのだから、彼らの仕事についても当然学ぶべきだろう。
そんな折、6月15日の参議院決算委員会で立憲民主党の古賀千景氏が次のように述べた。
「自衛隊に行く子供達は経済的に厳しい子供達。豊かな子供達は自衛隊とかなりませんよ」
この発言は明らかに職業差別であり、自衛隊に対する敵意の表れだろう。彼女が日教組出身と聞いて、さもありなんと思ったが、今も彼女のような教師が日本中の学校でのさばっているとしたら、大いに問題である。
さて、国会前では平和を求めて「戦争反対」「9条守れ」と叫ぶ集団がいる。日本で彼らが抗議すべきは、中国、ロシア、米国の大使館や朝鮮総連ではないか。

