NO.17 NHKの存在意義
8月19日、NHKのラジオ国際放送の中で、中国籍の外部スタッフが靖国神社落書き事件を伝えた後に、突然、「尖閣諸島は中国の領土である」(中国語)と述べた。
続けて、英語で「南京大虐殺を忘れるな。慰安婦を忘れるな。彼女らは戦時の性奴隷だった」等、ニュース原稿にはない発言を約20秒間にわたり行なった。
これに対して、NHKは「不適切な発言」として、一応、謝罪はしたが、その内容は不適切ではなく「間違った発言」というべきではないのか。さらに、今回の事案は明らかに放送テロとも言えるものであり、背後に情報戦を行う中国政府がいるかもしれない。
また、8月20日、「NHK福岡」のローカル番組で、新型コロナワクチン接種後の健康被害に関する放送があった。さらに、8月28日の「NHKあさイチ」という全国放送では、さらに踏み込んだ報道が為された。内容としては国の「予防接種健康被害救済制度」に触れ、8月22日現在の認定数が健康被害7,970件、死亡777件、審査待ち1,604件等と解説したもので、NHKとしては初めて新型コロナワクチン健康被害問題が特集された。
以前にも述べたが、私は3月の予算委員会、7月の厚生常任委員会において県議会で唯一人この件に関する質問を行なっている。その際、マスコミには完全に無視されたが、既に350億円を超える国費が被害者に給付された現実と、被害者による裁判の動向を無視できなくなったのだろうか。それにしても遅きに失している。
国から交付金を受け、高額な受信料徴収と高額な職員の給与体系を保持しながら、偏向報道を行うNHK。国益を守る公正な報道ができないなら、NHKの存在意義などないではないか。