NO.2 安全性は分かりません

 5月24日の徳島新聞の一面に次の見出しが躍った。
 「接種と死亡因果関係あり昨年8月14歳女子中学生」
この記事の中身は、昨年8月に3回目の新型コロナワクチン(ファイザー)を接種した女子中学生が接種2日後に死亡し、その後、司法解剖した徳島大法医学教室がワクチン接種と死亡の因果関係を認める結論を出したというもの。
 実は、このニュースには非常に大きな意味がある。なぜなら、厚生労働省が公表している接種後死亡者は2,058人(4月28日時点)にも上るが、この中で、ワクチンとの因果関係が否定できないと認定されたのは、わずか1例に過ぎないからだ。即ち、昨年11月に亡くなられた42歳の女性のケースに続いて、今回が2例目になる可能性があるということだ。
 さらに、徳島大の教授らは「死因とワクチンの関連が疑われる場合は死因を究明して関連性の有無を調べることは重要」と述べている。当然のことだと私は思うが、全くと言っていいほど、これまで死因の究明が行われてこなかったのだ。しかも、この事例は、本年3月、リーガルメディスンという法医学誌で世界に発表されていたものであり、日本メディアの報道も遅過ぎるのだ。
 さて、5月8日、新型コロナが漸く季節性インフルエンザと同じ5類感染症に引き下げられた。しかし、同時に6回目の新型コロナワクチン接種も始まっている。世界で6回目のワクチン接種を行うのは日本だけであり、その副反応がどうなるのかというのは、接種を判断する上で極めて重要なことだと思う。
 この件については、当初から新型コロナワクチンの真実を発信されてきた泉大津市(大阪府)の南出賢一市長が、市の担当職員を通じて厚生労働省に確認させている。
 その回答は「安全性は、わかりません」だったそうだ。
 皆さん、慎重にご判断ください。