NO.207 激動の2024年
誰もが令和6年元旦を祝っていたはずのその日の夕刻、最大震度7を記録する「能登半島地震」が起きた。その結果、輪島市では大規模な火災が発生して約200棟が燃え、又、各地で家屋の倒壊が相次ぎ、日本海側の広い範囲では津波も観測された。すぐに、自衛隊、警察、消防が救出活動にあたってくれているが、二次災害を含めて被害が何とか最小となって欲しい。今後、神奈川県としてどういった支援ができるのか、早急に検討しなければならない。
そして、追い討ちをかけるように、翌二日、羽田空港で日航機と海上保安庁の航空機が衝突するという大事故が起きた。日航機は全焼するも乗員乗客は全員脱出して無事だったが、海上保安庁の乗員5名が殉職された。折しも、被災地へ向けて支援物資を搬送中であったということで、何ともやるせない気持ちでいっぱいである。心からご冥福をお祈りしたい。
さて、今年は辰年。日本では争いの年と言われ、過去には戊辰戦争、日露戦争が勃発。同時に、政変の年とも言われ、戦後5回しかない辰年のうち3回も総選挙が実施されており、ロッキード事件やリクルート事件といった汚職事件も辰年に発覚している。
また、今年は世界的選挙イヤー。1月に台湾総統選挙、2月にインドネシア大統領選挙、3月にロシア大統領選挙、5月までにインドの総選挙、11月にアメリカ大統領選挙と続き、実に対象となる有権者は20億人を超えるらしい。選挙結果によっては世界が大きく変動するのが2024年なのだ。
私自身は、激動になるはずの日本をしっかり注視していきたいが、これからも小さな声に耳を傾けながら、マスメディアが無視する真実の情報を発信していくことが今年の目標である。即ち、新型コロナワクチン被害者問題、LGBT関連の様々な政策、憲法改正、神奈川版ライドシェア等々を、昨年暮れからスタートしたYouTube配信(小島健一チャンネル)も活用しながら私の視点で伝えていきたい。