NO.229 英国のサッチャーを超えろ!
10月21日、憲政史上初の女性首相が日本に誕生した。そして、就任直後わずか10日間で、高市首相はASEAN首脳会議、トランプ大統領との日米首脳会談、APECでの李在明大統領との日韓首脳会談、そして10月31日には中国の習近平国家主席と会談を行った。
外交的に最も重要な政治家全てに速攻で会えること自体、正に彼女は強運を持っている。しかし、高市嫌いの左翼やフェミニストらが、早速、猛批判を展開した。
例えば、高市首相とトランプ大統領との親密外交に対して、立憲民主党の蓮舫氏は次のようにXに投稿している。
「肩に腕を回されなくても。笑顔を振り向かなくても。飛び跳ねなくても。腕を組まなくても。冷静な会談はできたのではないかな、と見えます。とても残念です。演出ではなく信頼で成り立つ政治を求めていきたいと思っています」
また、女優の東ちづる氏は「女性だからこそ、その業界では特に、媚びと過剰適応でのし上がってきたと想像できる」と投稿。しかし、結局、彼女らが過去に男性に媚びてきた写真や記事がブーメランとなって、逆に炎上する結果となった。
多くの国民が感じたように、今回の高市首相とトランプ大統領の様々なツーショットは日本の存在感を大いに世界にアピールしたと思う。あれだけのコミュ力を発揮できる政治家は日本では他にいないのではないか。ましてや、国際会議でスマホをいじっていた石破前首相など比較にならないだろう。
さらに、いつも仏頂面の習近平氏との会談においても、戦略的互恵関係を推進するとしつつ、尖閣諸島問題、スパイ容疑で拘束中の邦人の早期釈放、香港・新疆ウイグル自治区の人権問題についてきちんと懸念を伝えている。
高市首相は英国のサッチャー元首相を目指しているというが、既にその愛嬌さや柔軟性はサッチャーを超えているのではないか。安倍総理の目指した「世界の真ん中で咲き誇る日本」を彼女なら実現してくれると私は信じている。

