NO.27 尾身茂氏の発言
「新型コロナワクチンは残念ながら感染防止効果はあまりない」「若い人は感染しても重症化しないし、副反応も比較的強いから、これについては、本人達がやられたいんならどうぞ、と早い段階から言っている」
これらの発言は、6月8日の「そこまで言って委員会NP」(大阪読売TV)で尾身茂氏が述べた言葉である。ご承知の通り、尾身氏は政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の会長であり、日本の新型コロナ対策の責任者だった。
皆さんもご記憶にあるだろうが、当初、ワクチンを2回打てば95%の感染予防効果があり、その効果は1年持つと言われ、8割以上の日本国民がワクチンを接種した。
その後、政府に言われるままに3回目以降の追加接種を行い、結果的に日本は世界で一番多く新型コロナワクチンを接種した国になった。しかし、実際は、予想に反して世界で一番感染者の多い国になってしまったのだ。
そして、感染を拡げている原因は若年者のせいだと言われ、「大切な人を守るために思いやりワクチンを」という広告さえ出た。果たして、これらは全部嘘だったのか。
今回の尾身氏の発言はネット上では話題になったが、新聞や地上波TVでは全く報道されなかったように思う。当時、製薬会社寄りのコメンテーターを使って、散々、新型コロナの恐怖心を煽っていたマスコミは全く反省していない。
6月23日現在、国の予防接種健康被害救済制度の被害認定者は9,212人(死亡認定1,026件)となった。しかし、今も厚労省の正式見解は「新型コロナワクチンの安全性に係る重大な懸念は認められない」である。
政府とオールドメディアを安易に信じてはいけない。自分の身は自分で守るしかない。