NO.7 行政と報道の責任
政府はXBB対応の新型コロナワクチン3500万回分を購入しているが、一部の自治体や医療機関で予約が取りづらくなっていることから、更に追加で1000万回分購入したことを10月19日に発表した。生後6ヶ月以上のすべての人にワクチン接種をもっと推奨しようというわけだが、私自身が当初からmRNAワクチンに反対していることはご承知の通りである。県内の全ての自民党議員の中で明確に意思表示をしているのは私だけだが、蟻の一穴で現状を崩すことができないことに、正直、忸怩たる思いがある。
武見厚労大臣の会見では「打てば打つほどガンの増殖や自己免疫性心筋炎の可能性が示された論文が出たが?」と記者が質問したのに対し、「接種を重ねても副反応報告頻度は増えていない」「重大な懸念は認められない」と述べただけだった。現在、戦後最大のワクチン犠牲者が出ていることは前回述べたが、為政者達は今後の長期的責任をどう考えているのか。
そして、同様に日本の報道機関も異常だ。先月、イスラム武装組織ハマスがガザ地区からイスラエルに対し大規模な襲撃を行い、子供を含む多数の民間人を殺傷、外国人観光客を含む200人以上の人質を連れ去った。
これに関し、TBSは元日本赤軍最高幹部である重信房子氏の娘・重信メイ氏をゲスト出演させ、ハマス擁護論を展開させた。しかし、51年前、日本赤軍はイスラエルでテルアビブ空港乱射事件を起こし26人の民間人を殺害している。コーヘン駐日イスラエル大使が激怒し、TBSに猛抗議を行ったのは当然のことだ。また、元TBS執行役員である金平茂紀氏などは、昨年、重信房子氏が出所した際も憧れの眼差しで取材に赴き、ハマス侵攻直後も重信房子氏らと反戦イベントに参加している。
TBSは反政府・テロ支援組織と言われても仕方ないのではないか。