NO.197 マスクの感染予防効果?
2月10日、政府はマスクの着用について、3月13日から屋内・屋外を問わず基本的に個人の判断に委ねる方針を決定した。また、学校教育現場では4月1日から着用を求めないとし、それに先立つ卒業式は児童・生徒などはマスク着用せずに出席することを基本とした。ただし、医療機関受診時や通勤ラッシュ時などは引き続きマスク着用を推奨するということだ。
2月15日、神奈川県教育委員会は文科省通知を受け、県立学校の卒業式について、換気などの対策を講じた上で卒業生にはマスクを求めないことを決め、各校に通知した。もちろん、外したくない生徒には外すことを強要せず、一方で保護者や来賓には着用を求め、国歌・校歌斉唱時には可能な限り間隔を空けた上で卒業生にもマスク着用を促すという。
私自身はマスクを外す流れになったこと自体は歓迎するが、余りにも遅きに失した感があると同時に、マスク着用・非着用の基準が全く理解できない。
事実として、去る1月30日、世界で最も権威のある科学的根拠(エビデンス)を提供するコクランという団体が「マスクの感染予防効果は全く無かった」というレビューを公開しているが、国内の専門家と称する人達はそれをご存じないのか、今後も日本人にマスクを着用させたいようだ。
とはいえ、世論調査では、3月13日以降もマスクをできるだけ着用したいという国民が6割以上存在する。花粉症ならマスクが少しは有用だと思うが、いつから日本人はこんなに臆病で情弱で従順になってしまったのか。
さて、食の問題についてであるが、コロナワクチン同様に日本が実験台にされるのではと思うことがある。実は昨今、コオロギ食を推進しようとする動きがあり、既に、お菓子や全国の学校給食でもコオロギ食が広がり始めている。
しかし、アレルギーや不妊の不安も指摘されており、私は絶対に食べるつもりはない。
虫よりも日本は米の生産と米食の拡大を促すことの方が先ではないのか。