No.235 マイクロバスと抗議船
5月6日早朝、福島県の磐越道にて北越高校(新潟市)のソフトテニス部の生徒20人を乗せたマイクロバスがガードレールに突っ込み、17歳の男子生徒が死亡、17人が足の骨を折るなどの重軽傷を負った。
事故後、テレビ各局はすぐに68歳の運転手の実名を報じ、その知人を探してインタビューまで流し、さらにバス運行会社と学校側の主張の食い違いや白バス行為疑惑を連日報道していた。この痛ましい事故において、マイクロバスに学校引率者は同乗しておらず、また、保険が下りるかわからないような杜撰な運行管理が行われていた。
さて、今回の事故の報道を見て、皆さんは何かお気づきになるだろうか。そう、3月16日に起きた沖縄の辺野古抗議船転覆事故とケースが似ているのだ。しかし、同じ17歳の生徒が死亡した重大事件なのに、メディアの取り上げ方が全く違うのは何故なのか。
そもそも、辺野古事故に関して、事故当日以外、産経新聞を除くメディアはほとんど詳細を報じていない。さらに、死亡した女子生徒が乗っていた「平和丸」の船長に関しては、事故直後から様々な容疑がかかっているにも関わらず、未だに氏名も公表されていない。当然、ネット上では実名が晒されているが、その人物は共産党の地方組織の役員とのことだ。
つまり、玉城デニー知事を支援するオール沖縄等の辺野古基地反対勢力に対して、全国の民放労連・新聞労連、オールドメディアが忖度したように思えるのだ。しかも、今秋には沖縄県知事選がある。
辺野古事故の際、モーニングショー(テレ朝)の玉川氏は「状況がよくわからない段階で断定的に批判すべきでない」と運航団体を擁護した。が、今回は「何のために2種免許があるのか!何のためにバス会社があるのか!」と状況がよくわからない段階で厳しく批判している。正にダブルスタンダードではないか。
オールドメディアに騙されないように、メディアリテラシーの涵養を推進したい。

