N0.234 横浜市長パワハラ問題
今の時代、あらゆる組織において、パワハラ、セクハラは御法度である。しかし、現実には全国の様々な自治体で告発が行われ、社会問題化している。
私の住む全国一の政令市である横浜市でも、現職の山中竹春市長のパワハラ問題が年明けから全国ニュースになった。事の発端は、1月15日、現職の横浜市人事部長が神奈川県庁で記者会見を行い、山中市長のパワハラを告発したことによる。同時期、週刊文春にも細かい内容が掲載されたが、顔と名前を出しての覚悟の告発は極めて真実性が高いと言わざるを得ない。
その内容は本当に酷いもので、いくつか列挙すると次の通り。「何でそんな大事なことをもっと早く言わないんだ!と机を叩きながら、紙を投げつける」「TICAD(アフリカ開発会議)を誘致できなかったら、切腹だからな!」「指で銃を撃つポーズをしながら、お前、裏切ったらコレだからな!」
また、某大物市会議員のことを「何で来てんだよ?あのデブ。何頭身だよ?2頭身か?気持ち悪い。死ねよ!」、退職した女性副市長らのことを「バカ、ポンコツ、ダチョウ、人間のクズ」と呼んでいた。
その後、1月28日の横浜市会本会議で「真相究明のため第三者による調査を市に要望する決議案」が全会一致で可決され、本会議や予算委員会で関連質疑も行われた。
そして、3月16日からは県弁護士会から推薦された弁護士3人による第三者委員会の調査も始まった。期間は当初3か月の目安だったが、委員会の要請で結局7月末までとなったようだ。しかし、調査にかかる費用は1ヶ月当たり平均約600万円。全く無駄とも言える経費が税金から消えていく。
山中市長については、4年半前の最初の選挙の時からパワハラ疑惑はあった。しかし、昨年はオール横浜体制の下、自民党横浜市連も山中支持を表明し、結果、選挙は圧勝した。今回のパワハラ問題は山中市長を支持した側にも責任の一旦はあるのではないか。真相究明を待ちたい。

