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青葉区随想 22006/09/01
No.2(無題)

今年の8月15日、小泉総理が現職の総理としては21年ぶりの靖国参拝を行った。それに先立つように、7月下旬には昭和天皇のお言葉を筆記したとされる富田メモなるものがタイミングを合わせたように登場し、毎度お約束の中国・韓国の反発も相俟って、マスコミ各社は総理の靖国参拝を否定・阻止しようと連日偏向報道していたのはご承知の通りである。
結果として、8月15日の早朝、小泉総理は靖国参拝を実行し、尚且つ当日は戦後最高の25万8000人という予想外の民衆が靖国神社を訪れた。そして、翌日の世論調査では、それまでのマスコミの論調を覆すかのように、参拝支持の数が不支持を上回っていたのである。
実は8月15日の朝、靖国神社に私も居た。私は政治家になってから、全国の地方議員の有志とその日に必ず参拝を行っているが、それは日本の礎となられた先人の労苦に思いを致し、平和と慰霊の為に純粋に参っているだけのことである。
反対意見も多くある事を承知で書くが、私の中では、日本にはA級戦犯など存在していない、ましてや分祀論争など愚の骨頂であると考える。厳然たる事実として、昭和28年に、A級とB・C級の区別無く、彼らは国内法では犯罪者ではないと国会決議されているのである。さらに、東京裁判でA級戦犯の判決を受けた賀屋興宣氏は後に何と法務大臣になり、重光葵氏は日本が国連加盟した際の外務大臣だったではないか。
また、アジアの人々の感情を傷つけるという意見もある。しかし、この場合のアジアとは宗教観・歴史観の全く異なる中国や韓国(北朝鮮)だけであり、有効な外交カードとしての靖国利用であって明らかな内政干渉である。誰が何度謝っても同じなら、毅然とした対応をすれば良いだけだ。
8月15日、溢れるほどの人ごみの中で、偶然にも何人かの青葉区の顔見知りとお会いする幸運もあったが、いずれにしろ、むせ返るような暑さの中、騒がしいのは蝉時雨だけにしてくれよと、空を見上げて私は思った。

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