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青葉区随想 992015/01/09
No.99 流行語大賞の欺瞞

 昨年の流行語大賞に「集団的自衛権」と「ダメよ〜ダメダメ」の二つが選ばれた。確かに「ダメよ〜ダメダメ」は私自身も納得できるのだが、「集団的自衛権」という選考結果は極めて不可解で恣意的ではないだろうか。その二つの言葉をつなげば、集団的自衛権を否定する意味になることは誰が見ても明らかだし、受賞者とされる安倍総理は当然ながら受賞を辞退している。それ故、流行語大賞のイベントそのものが例年より盛り上がらなかったようだ。
 ちなみに、流行語大賞の選考委員会は7人で構成されているが、調べてみると姜尚中氏、鳥越俊太郎氏が含まれていた。彼らはご承知の通り、明らかに政治的に左旋回している方々であり、それ故、選考結果も「むべなるかな」と思う。他にノミネートされていた「ごきげんよう」「ありのままで」の方が遥かに流行語大賞にふさわしいと私などは思うのだが、やはり世の中は欺瞞に満ちているということか。
 さて、先月行われた総選挙は過去最低の投票率を更新してしまった。実際、国民には争点や対立軸もあまり理解されておらず、白けたムードも漂っていたように思う。しかし、選挙という正式な手続きを経て、その結果、第三次安倍内閣が発足したことは日本の進路として正しい選択であろう。もっとも、今回の選挙で消費税再増税の先送りが承認されたことにより、神奈川県の来年度予算において子育て対策等の社会保障施策が縮小される可能性もある。私自身、予算委員長として県の来年度予算の審議において、しっかりと職責を果たしていきたい。
 今年は戦後70年の節目の年。中国・韓国はこの時ばかりと日本に対して戦後賠償や精神的な屈服を迫ってくるだろうが、安倍総理には毅然とした対応を期待したい。そして、夏に向けて日本の誇りを守る未来志向の安倍談話が出されることを大いに祈念している。
 未年の今年も、私は、当然、おとなしい子羊になるつもりはない。

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