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青葉区随想 1022015/04/17
No.102 統一地方選挙を終えて

 戦後70年にあたり、天皇、皇后両陛下が今月9日、約一万人の日本軍守備隊が戦死した激戦地、パラオ共和国ペリリュー島をご訪問され、「西太平洋戦没者の碑」に供花、拝礼された。パラオは、世界一の親日国とも云われ、私自身も行きたい国の一つだが、その国旗のデザインは日本の「日の丸」に似ている。その由来については諸説あるが、20年程前にデザインが公募され選考にかけられた際、日本の国旗に一番似ているものに最大の人気が集まったのは極々自然な成り行きだったと思う。なぜなら、今も多くのパラオ国民が約30年間に過ぎない日本統治時代を懐かしみ、日本式の名前を用い、かつて島民を守り果敢に米軍と戦った日本軍戦死者を慰霊し続けているからである。
 しかし、今回の両陛下ご訪問に関連し、神奈川新聞などは「差別の歴史 思い複雑」と題して現地の人がまるで日本を嫌っているかのような印象操作記事を掲載していた。本当に、左翼マスコミというのは恐ろしいが、政治圧力と批判されようとも、そういったバランスを欠いたマスコミ報道を牽制していくことも政治家の役割と私は思う。
 さて、過日、統一地方選挙があり、私自身も4期目の信任を皆様から得ることができた。もっとも青葉区は議員定数一減の厳しい選挙区であったにも拘らず、投票率は40%を下回る低調さとなり、地方議会への関心の薄さが浮き彫りになった形だ。それは、昨年来の号泣県議やセクハラ都議の問題等により不信感があったからかもしれない。
 ただ、敢えて批判を覚悟で述べれば、有権者の投票行動そのものも、立候補者の実際の人格や実績など全く関係なく、事前に区内に張りめぐらされた綺麗なポスターや表面的なイメージに大きく影響を受けていたのではないかと感じざるを得なかった。今回の選挙で、政党・会派を超えて、誠実で有能だと思う立候補者が多く憂き目を見たことを非常に残念に思う。私は彼らの分まで、職務を果たしていきたい。

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