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青葉区随想 252008/11/15
No.25(無題)

県立神田高校の入学試験で、合格基準に達していた受験生22人が服装や髪型の理由で不合格にされていたニュースは全国に発信され、結局、同校の校長が解任されるに至った。某有名教育評論家は学校側の横暴であり歴史上初めてだと非難していたが、私流の視点でいえば、明らかに今回の発覚が日教組教員からの内部告発によるものではと、まず思った。しかしその後、予想に反し、県教委に対して全国から校長を擁護する意見が殺到したということは極めて真っ当な反応ではないだろうか。私は議員になった当初から神奈川県の教育正常化に一番重きを置いて活動してきたが、今回の件については選考手続き上の問題は別として、風紀の乱れを事前に守ろうとした行為そのものは間違いではないと思う。むしろ、反省すべきはきちんとした服装や身だしなみをさせなかった親であり、受験の心構えを指導できなかった中学校の教師ではないのか。何れにせよ、この報道後、入試の選考基準の明確化を県教委に私が申入れたことは言うまでもない。
さて、前号に引き続き、「公共的施設における受動喫煙防止条例(仮称)」についてだが、これまで私自身、「禁煙、分煙活動を推進する神奈川会議」にも参加し、多くの医療関係者の方々と個人的に勉強会を重ねてきた。医師会等にすれば、国民の健康増進の為には、今回の条例を通して是非とも神奈川県が国内の先導役として頑張ってもらいたいという考え方である。しかし一方で、JTやタバコ関連産業、中小飲食業者にとっては、この条例が収益減に直接つながることを懸念する意見が多いのも事実であり、また、現在170億円余りの県のたばこ税収が減少してしまうと批判する政治家もいる。
以前、松沢知事は、たばこ税収と県民の健康、どちらを優先するかという質問に対して、「県民の健康」と迷わず答えた。私も知事と同意見であり、長期的ビジョンを持って、この条例成立に向けこれから臨んでいきたい。

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