旗幟鮮明 892016/12/01
NO.89 暴言王トランプ勝利!
先月、共和党のトランプ候補が日米の大マスコミの大方の予想に反して第45代米国大統領に決まった。と言うよりも、テレビや新聞がヒラリー勝利を望んでいたが、米国民はトランプによる変化を望んだというべきだろうか。いずれにしろ、神奈川県にも関係する在日米軍、TPP等に関して、就任後の政策が大いに注目される。
さて、大統領選後、安倍総理が外国首脳としては世界で一番最初にトランプ氏と米ニューヨークで会談を行った。実に迅速な対応だと私は思ったが、民進党の幹部はそれを「朝貢外交でもやっているつもりでは」と揶揄した。中国メディアも同様な主旨の報道をしていたが、7年前の鳩山政権下、当時の小沢幹事長が143名の国会議員を引き連れて胡錦濤国家主席に会いに行ったことこそ正に朝貢外交ではなかったか。否、それについては土下座外交との意見もあるくらいだ。
このところ、トランプ氏にしろ、フィリピンのドゥテルテ大統領にしろ、マスコミは彼らの過激な発言を執拗に批判しているが、民衆の支持は決して下がっていないように見える。しばしば自らの発言について批判を受ける私は、二人から大いに勇気をもらった次第だ。