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旗幟鮮明 742015/08/06
No.74 日本は本当に平和だったのか

 今年は戦後70年の節目の年。そんな中、国会は安保法制をめぐる議論で迷走しているが、そもそも、反対派が言うように、戦後、日本は本当に憲法のおかげで平和だったのだろうか。
 昭和22年、いわゆる平和憲法が施行された後に、韓国が一方的に竹島を侵略、これまでに5名の日本人漁民が殺害され、北方領土ではソ連によって千隻以上の船と8千人を超える漁民が拿捕された。そして、北朝鮮からは何の罪もない数百名の日本人がいとも簡単に拉致され続けた。さらに、昨今、小笠原の海が中国漁船によって不当に荒され、尖閣諸島周辺では、中国の公船が日常的に領海侵犯を繰り返している。果たして、この事実に目をつぶり日本は平和であったと言えるのだろうか。これまで日本は、憲法9条ではなく、日米安保による有事即応態勢という抑止力によって確かに安全を確保してきたが、実際は、平和だったと勘違いしていただけだと言えないだろうか。
 国会の前では、某左翼勢力に扇動されていると思われる若者達が太鼓を鳴らしながら安倍政権に対するアジ演説を行い、マスコミも彼らが国を変える原動力などと絶賛している。しかし、この国の未来を思っているはずの彼らの集会には、醜いプラカードはあっても日本の国旗などは一枚も存在してはいない。きっと、平和ボケしている彼らには、武力行使してでも愛する家族を北朝鮮から取り戻して欲しいという拉致被害者家族の気持ちなどは全く分かりもしないだろう。
 私達は誰一人、戦争など望んではいない。先人達の犠牲に思いを致し、現実を直視し、あらゆる手段を使って戦争を抑止し平和を維持すること、それが政治家の責務である。

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