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青葉区随想 922014/06/15
No.92 オランダと台湾を訪ねて

去る5月の連休を利用して、私はオランダと台湾へ行ってきた。私にとってオランダ視察は初めてであったが、九州程の広さの国に日本が学ぶべき最先端の知恵が一部を除いてぎっしり詰まっていたという印象である。ご承知の通り、1600年のリーフデ号漂着以降、日本は鎖国下においても長崎貿易や蘭学を通じてオランダから多大な影響を受け続けてきた国である。
今回の視察においても、アムステルダムのスマートエネルギー構想、世界有数の農産物輸出国オランダの最先端栽培技術、先進的な包括ケアシステムにおける地域看護・介護、いじめの無いピースフルスクール等について調査したが、どれも極めて参考になるものばかりであった。特にいじめ防止プログラムは日本においても応用できる気がしたが、要点をいえば、自分の意見を主張し同時に相手の意見を尊重すること、生徒の中に仲裁担当者を設けてコンフリクト(対立)を解決することなどである。これらを是非、神奈川県の先進的な取組みとして政策に活かしていきたいと思う。
オランダから帰国後、私はすぐに台湾へ向かった。その主目的は、私がアジアで最も尊敬する李登輝閣下にお会いするためであったが、92歳の年齢にも拘らず2時間半も熱弁を振るわれ、「人類と平和」や「政治家のリーダーシップ」について薫陶を受けた。また、閣下は慰安婦問題についても触れられたが、実際に御自身が先の大戦に生きた経験から「慰安婦とは生きる為の仕事に他ならない」と述べられている。
私達地方議員有志が行っている「河野洋平氏を国会に招致し慰安婦問題の再検証を行い日本の名誉を取り戻す」署名も全国から3万筆以上集まり、今月中に政府へ提出する。オランダでは数千の「飾り窓」という売春部屋が堂々と営業されていたが、日本を世界最悪の性犯罪国家と批判する前に、韓国や国連人権委員会は、今尚、売春が合法であるオランダこそ非難すべきではないのか。

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