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青葉区随想 212008/07/15
No.21(無題)

去る7月6日、「北朝鮮の拉致・人権問題を考える神奈川県民集会」が中区の横浜情報文化センターで開かれた。当日は、菅義偉自民党県連会長(前総務大臣)、笠浩史民主党県連会長、横田滋さん、有本明弘さん達がパネリストとして出席していたが、「北朝鮮に拉致された日本人を救う神奈川県議会有志の会」(拉致議連)の事務局長である私も、今回、パネリストの一人として参加させていただいた。ちなみに神奈川県の拉致議連は、全国に先駆けてH14年10月に設立、現在105人の現職のうち共産党を含む99人が加盟しており、これまでに横田ご夫妻の講演会、映画「めぐみ」の試写会等様々な活動を展開してきた。
しかし、シンポジウムでも述べたことだが、「外交・防衛」は国の専管事項であり、残念ながら地方議員は直接関与できないという現実が一方で存在する。我々が出来ることは、国会にデモや抗議活動を行ったり、せいぜい意見書を議会で採択して国に物申すことである。が、地方議員一人一人の力は小さくても、全国の地方議員が結集していけば、幕末の草莽の志士達のように必ずこの国を変えられると私は信じている。
さて6月26日、米国は北朝鮮が核開発計画を申告すればテロ支援国家指定解除を開始すると発表した。この事は拉致問題解決に向けて、良くも悪くも大きなターニングポイントになるかも知れないが、もういい加減に、米国頼みではなく我が国として北朝鮮に対する確固たるスタンスを持てないものだろうか。
現在、拉致被害者を救出する国民運動はブルーリボンをシンボルに掲げて行われている。その意味する所は、たとえ家族が離れ離れにあっても、日本と北朝鮮の間の青い(ブルー)空と海だけが国境無しに続いており、お互いに同じ海と空を見上げ再会を願っているということに由来する。私は、拉致被害者とその家族が一刻も早く一緒に暮らせる日を祈りながら、今日もブルーリボンを胸に着けている。

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