旗幟鮮明 42009/04/01
受動喫煙防止条例
屋内での喫煙を規制する全国初の
「公共的施設における受動喫煙防止条例」が
神奈川県議会において3月24日に可決、
来年4月に施行されることとなった。
この条例を巡っては、
特に飲食店や喫煙者への罰則適用に関して、
知事と自民党など主要三会派が徹夜の攻防を繰り広げ、
その結果、罰則適用開始を条例施行の1年後に
延期する等の歩み寄りにより政治決着をみるに至った。
県議会議員となった6年前から
本会議で毎年執拗にタバコ問題を提起してきた私にとっては、
今回の条例可決は非常に感慨深いものがある。
また私は当初からこの条例について賛成を表明すると同時に、
「禁煙・分煙活動を推進する神奈川地方議員の会」
「全国禁煙推進地方議員連絡会」を同志と一緒に立ち上げるなど、
所属する自民党から疎ましく思われながらも終始信念を通してきた。
全国初の路上喫煙禁止条例を施行した千代田区は
「マナーから、ルールへ。そしてマナーへ」
という標語を街中に現在掲示している。
今回の神奈川県の条例が全国にマナー向上を喚起し、
より良い健康生活環境を作り出す契機となることを、
先進的青葉区の議員として私は切に願っている。