旗幟鮮明 1052018/04/05
NO.105 お笑い政治劇場
北朝鮮の金正恩氏が初めて中国を訪問していた時、日本の国会では森友問題が相変わらず予算委員会で審議されていた。国際情勢が大きく変わるかもしれない局面で、何という危機感の欠如だろう。そして、倒閣しか頭にない野党は、証人喚問を行った佐川前国税庁長官から自分たちの期待する答弁が出てこないと判るや、「疑惑は深まった」といういつものセリフで自己正当化し続けている。
滑稽だったのは、野党議員達が籠池氏に接見した際の話。彼らは詐欺罪で拘留されている籠池氏が安倍首相に対して「嘘はあかん!」と言っていたと納得顔で発表したのだ。一方で、偽証罪のある証人喚問において、安倍首相や昭恵夫人の関与が無かったとの佐川氏の発言に「理解できない!」と言い放っている。まるで、お笑い番組ではないか。
さらに、昭恵夫人がSNS上で誰の投稿に「いいね!」を押したか徹底的に監視する社会状況に至って、もうこんな下らない茶番劇は止めて欲しいと思っている国民は多いのではないか。
先月、私は県議会の予算委員会で「介護人材の確保」について質問を行った。詳細は県のホームページの録画を見ていただきたいが、20年前から介護の現場に関わってきた者として、現場目線で質問と提案を行ったつもりだ。森友問題で時間と税金を浪費する国会議員達より、まだ私の方が公益に適っていると思うのだが。