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青葉区随想 632012/01/15
No.63(無題)

「降り積もる深雪(みゆき)に耐えて色変えぬ松ぞ雄々しき人もかくあれ」
これは先の大戦終結からまだ数か月しか経っていない昭和21年の正月に昭和天皇が詠まれた御製であるが、私自身、昨年3月の東日本大震災以降、ずっとこの歌が頭の奥底で反復していた。正に、敗戦時に匹敵する国難の時期を我々は日本人の持つ「和と絆と雄々しさ」で乗り越えつつあるが、やはりまだまだ課題が残っているのも事実だ。
例えば、被災地の復旧・復興の足かせとなっている瓦礫については、石原都知事のリーダーシップで昨年11月に東北以外の自治体で初めて東京都が受け入れを開始したが、神奈川県の場合は、議会最終日の12月20日、県の最終処分場である「かながわ環境整備センター」(横須賀市)で受け入れる方針を黒岩知事が表明した。私も当然この方針を支持するが、残念ながら、全国の他の多くの自治体は、放射線問題に敏感な一部住民の抗議に逢って、瓦礫受け入れに難色を示しているのが現状である。神奈川県としては県内3政令市と連携しながら、今後、地元住民にも十分説明して理解を得る予定だが、もう少し地域エゴとでも言うべき冷淡さについて我々は自省すべきではないか。
さて、昨年暮れには、韓国の李大統領が「従軍慰安婦問題」という捏造の歴史を叫びながら来日し、日韓基本条約に反して日本にさらなる戦後賠償を要求してきた。そして、その翌日には、かつて数百人の日本人拉致を指図し、数百万人の自国民を餓死させた北朝鮮の独裁者金正日の死亡が公表され、朝鮮半島に緊張が走った。TVニュースを見ながら金正日にはリビアのカダフィの如き末路こそ相応しいのにと思ったのは私だけではないだろうが、今年も「和の国」日本は、「恨の国」韓国、北朝鮮、そして中国共産党に悩まされ続けるのだろうか。
それだけに、より一層、全国の草莽議員達と共に、国内外の日本を貶める勢力と戦っていかねばならぬと誓った新春である。

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