青葉区随想 1802021/10/15
NO.180 若者へのワクチン接種
9月30日、緊急事態宣言自体は解除されたが、神奈川県は宣言解除に伴う新型コロナ感染リバウンド防止策として367億7千万円の補正予算を発表し、同日の県議会で可決された。
その結果、県が定めるマスク飲食認証制度を基準とし、10月24日まで事業者を区別して時短営業や酒類の提供を段階的に緩和していくことになる。しかも、今後、ワクチンの接種歴や検査の陰性証明を利用する「ワクチン・検査パッケージ」実証実験も行うということだが、以前に述べたように差別を生むコロナ政策に私は反対である。むしろ、世界の中で「さざ波感染」の日本は、経済再生の為に一刻も早く全面規制解除に踏み切るべきだと個人的に思う。
また、日本のワクチン接種率は先行していた米国を追い越し、希望する高齢者においては、2回接種がほぼ終了している。そして、現在は、10代、20代の若者世代の接種がテレビ等で積極的に呼びかけられている。
だが、敢えて申し述べるが、私は若年層のワクチン接種には反対の立場である。冷静に考えれば、強固な自己免疫を有する日本の若年層は、新型コロナに感染しても全くと言っていいほど死に至らない。むしろ、安全性について長期的な治験結果が出ていない遺伝子ワクチンを打つことの方がリスクがあるのではないか。
実は、私の尊敬するドクター達も、将来の自己免疫疾患の可能性に言及し、同様な意見を発信しているが、その発言はYouTubeやFacebook等のSNS上ではことごとく強制的に削除されている。たとえそれが厚労省や製薬会社の既存データに基づいた内容であっても、ワクチン接種を否定する者は深刻な言論弾圧を受けているのだ。まさに、世界は今、ワクチン全体主義という恐ろしい社会に向かってはいないか。
先週、スウェーデンやデンマークでは、若年層へのモデルナのワクチン接種を中止した。それは、心筋炎等の副反応リスクを受けての政治判断だが、日本も見習うべきだ。