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青葉区随想 292009/03/15
No.29(無題)

先日、田母神前空幕長の新書「田母神塾」を買い求めようと、青葉台の本屋に立ち寄ったところ、在庫切れで買えなかった。これだけ出版不況といわれる中でも、田母神氏の著作は確実に売れ続けていると再認識したが、総理や防衛大臣に自己否定され、民主党の大物議員からも罵詈雑言を浴びせられても、平然と「ヤフーの調査では支持されている」と言い放った田母神氏が最も世論を正確に受けとめていたのでないかと改めて私は思った。
実は、私は2月初旬に地方議員の有志数名で田母神氏と食事をする機会に恵まれたのだが、その小柄な風貌に関わらず、本当に人間の器の大きさを感じさせる人物であった。そして、党利党略ばかりの国会議員よりも憂国の地方議員達に大いに期待しているとのことで、待望の田母神後援会結成に際しても、その会長には私の仲間である杉並区議会議員がその場で田母神氏本人から直接依願され、了承された次第である。
さて、毎年この時期は卒業式のシーズンだが、過日、私も地元の某県立高校の卒業式にさっそく出席してきた。その式典においては相変わらず、国歌斉唱は来賓席からしか聞こえてこず、又、生徒達は当然のように誰も歌わず、学校側も歌声入テープを会場に流すことでお茶を濁していた。現在、県立高校の教員ら170名が、卒業式・入学式において起立し国歌を斉唱する義務がないことを求める裁判を県に対して起こし係争中であるが、この裁判の原因を作った議員として、私はこれからもはっきりと正論を述べていくつもりである。
私の好きな言葉に「草莽崛起」(そうもうくっき)がある。これは、幕末の吉田松陰が唱えたものだが、「身分を問わず在野の志ある者たちが、新しい時代を築くために立ち上がること」を意味する。確かに、卒業式にしても5年前に比べれば格段に厳粛な雰囲気で良くなってきているが、今の日本の若者達に足りないものは、正にそういう志と国家感なのではないだろうか。

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