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小島健一事務所所在地

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青葉区随想 52006/12/01
No.5(無題)

私は、来期に向けての自分自身の政策の中に「ニート、フリーター、引きこもり解消に向けた施策の推進」という項目を挙げている。実は大学4回生の途中まで、私は対人恐怖症がひどくて、大学とアパートの間を往復するだけという中程度の引きこもり生活を送っていた。当然、人と接することができないからアルバイトは怖くて出来なかったし、街を歩くときは、他者と目を合わせる事が出来ないからいつも伏せ目がちであった。こんな私が政治家に現在なっていること自体が不思議な気もするが、そういう経験を踏んできたからこそ、私なりにニートや引きこもり解消への特別な想いがある。
私の場合は、苦労して仕送りをしてくれていた左官業を営む実父への感謝の念から、自分自身が変わらなければならないと就職を目前にして思い立った事がきっかけであった。具体的には、自身の卒論テーマも兼ねて、己の精神を鍛えプラス思考を持つようになれるセミナーを受講したりしたのだが、それは確かに最初の一歩となり、その後、私は着実に変化してきたように思う。今も時々、心理実験を交えてその頃の話を講演したりもしているが、結局は1%のきっかけと99%の本人の意思なのではないかと思うのである。
昨今、嘗て私自身も感じた「親父の背中という無言の力」が薄らいでいる中、家族の絆や働く喜び、社会貢献などを教育の場でも教えていく必要があるだろう。又、予てから何かにつけて主張していることだが、「子供の権利」ばかりを広げるのではなく、「子供の義務」のゾーンをもっと明確にすべきである。
日本には「武士道精神」「大和魂」「公の精神」など、他国とは異なる元来の精神風土がある。去年、台湾を訪問した時に李登輝先生も同じ事をおっしゃっていたが、日本は世界に類を見ない本当に素晴らしい国だと私はいつも思っている。この国が再び日出ずる国となって、そして子供たちが皆、輝く日本人として成長すること、それが私の夢である。

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