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青葉区随想 962014/10/15
No.96 右翼かと思っていたが

 「単なる右翼かと思っていたが、あなたが言っていたことが正しかったようだね。」
 ここ最近、幾人かに言われた言葉である。8月の慰安婦誤報問題以降、漸く朝日新聞による歴史の罠から多くの日本人が抜け出したようだ。

 さて、9月18日の一般質問において、私は県議会議員でただ一人、朝日新聞問題を取り上げ、県立高校の歴史教育について教育長の見解を問うた。というのは、公立中学校の検定歴史教科書には、いわゆる従軍慰安婦の記載が今は無いが、神奈川県内の県立高校で使用されている全ての日本史教科書には悪意に満ちた慰安婦問題の記載が今も残っているのである。例えば、東京書籍の日本史Aには次のように書かれている。
「日本の植民地や占領地では、朝鮮人や中国人、フィリピン人、ベトナム人、オランダ人など多数の女性が慰安婦に狩り出された。慰安所は、中国、香港、シンガポール、オランダ領東インドから、日本の沖縄諸島、北海道、樺太などにまで及んだ。」
 たとえ、文科省の検定を通り、「強制」や「連行」という言葉が入ってないとは云え、これは明らかに嘘の史実を記した文章だ。そこで私は、「朝日新聞が誤報を認めたことで慰安婦問題の根幹が崩れ、教科書の内容の信憑性が薄くなった」と指摘、授業に際しては最新の事実を含めて生徒に教えていくべきと主張した。これに対し、教育長からは、「授業の中で最新の情報を生徒に提供するなど、生徒が歴史を多角的に考えることができる工夫をして歴史教育をすすめていくよう各学校を指導する」との回答があった。
 9月以降、嬉しいことに全国の地方議会にも変化が生じ始めている。今まで40を超える地方議会が慰安婦への誠実な対応を求める意見書を政府に提出してきたが、これまでとは逆の主旨である河野談話の見直しを求める等の意見書が、大阪市議会を始めとして次々と可決され始めたのだ。地方から日本の名誉を取り戻す時がいよいよ近づいてきた。

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