青葉区随想 1162016/06/10
NO.116 「基地外」事件
神奈川県議「基地反対派はキチガイ」「沖縄の新聞つぶれろ」
これは、去る5月24日の沖縄タイムスの記事の見出しである。その本文では、私が5月8日に都内で行われた集会で差別用語を用い、米軍基地に抗議する人達を非難したと書かれた。同日、神奈川新聞も悪意をもって私を批判し、さらにその翌日には、ほぼ全ての新聞に同様の記事が掲載された。その結果、県庁や私の事務所には、脅迫に近い電話やFAXが大量に襲いかかり、警察官が私の自宅や事務所を24時間パトロールするに至った。
では、果たして真実はどうなのか。
私は靖国会館で行われた「国連先住民族勧告の撤回を実現させる国民の会」設立決起大会で7分ほどの挨拶を行ったが、その内の15秒にも満たない発言が以下の通りである。
「基地の周りには基地反対だとかオスプレイ反対だとか、もう毎日のように騒いでいる人達がいます。これを基地の外にいる方ということで、基地外の方というふうに私なんかは呼んでおります。」
実は、後で分かったことだが、集会の中に左翼週刊誌「週刊金曜日」の記者が身分を隠して潜入取材をしており、私の言葉を歪曲し最初に記事にした。それをネタ元に新聞記事にしたのが沖縄タイムスと神奈川新聞なのだ。
実際、「基地外」という言葉は現在も普通に使われており、沖縄県選出国会議員である糸数慶子先生も公文書で普通に使用している。にも拘らず、私が発言した「基地外」という言葉を片仮名の「キチガイ」へと恣意的に書き換え、マスコミが私を貶めようとしたのだ。正に言葉狩りではないか。
現在、在沖縄米軍家族に対して、「死ね!」「ヤンキー!ゴーホーム!」と車を叩く反対派が基地外にたくさんいる。彼ら基地外の方々は、決してこれからも基地内に入れないことだけは間違いない。
尚、私のホームページのブログの中で、今回の騒動に関して画像も交えて時系列的に説明を行っているので是非お読みいただければ幸いである。