旗幟鮮明 712015/05/14
No.71 安倍総理の歴史的演説
私の県議4期目がスタートする4月30日(日本時間)、安倍総理が米議会上下両院合同会議で歴史的な演説を行った。演説前から、日本のメディアは「侵略」「謝罪」「慰安婦」といった歴史認識発言ばかりに注目していたように思うが、その言葉を最後まで口にしなかった総理は実に立派であり、私自身も安堵した。むしろ、硫黄島攻略に従軍したスノーデン中将と、日本の硫黄島守備隊司令官であった栗林中将の孫である新藤義孝議員の固い握手という演出があり、過去を超えて未来志向で進もうという象徴的メッセージに感動さえ覚えた。そしてさらに、日本は戦後、韓国、中国、台湾の発展に貢献したことにも言及されたが、ここで敢えてさりげなく台湾という国名を挙げ中国を牽制していたのも見事であった。
さて、この演説について、相変わらず日本のマスコミの多くは中国・韓国の代弁者の如き報道をしていたが、アメリカに対するリップサービスは当然あったとはいえ安倍総理の演説が非常に高く評価されたことをもっと素直に賞賛すべきではないか。
新しい任期を迎え、私は引き続きメディアリテラシーについて県議会で取り上げていくつもりだ。