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青葉区随想 1442018/10/12
NO.144 教育勅語

 安倍首相が自民党総裁選において3選を果たし、今月2日、第4次安倍改造内閣が始動した。早速、左翼メディアは、新閣僚の失言やスキャンダル探しに躍起になっているが、既に柴山文科相の発言に対し集中砲火を浴びせている。
 柴山文科相は、就任記者会見で、NHKの記者から教育勅語について聞かれ、次のように答えた。
 「アレンジした形で、今の例えば道徳などに使える分野が十分にあるという意味では、普遍性を持っている部分がある・・・」
 明らかに、柴山文科相は教育勅語全文をそのまま公教育に導入すべきだとは一言も言ってないが、共産党や立憲民主党などは、教育勅語の良い部分さえ認めないような批判を展開している。
 確かに戦後、占領下の国会において教育勅語の排除・失効が決議されているが、その中に書かれている12の徳目は正に普遍性の部分があるのではないか。
 「孝行・友愛・夫婦の和・朋友の信・謙遜・博愛・修学習業・智能啓発・徳器成就・公益世務・遵法・義勇」
 普通の感覚を持ち合わせた人なら、正にそれらをアレンジすれば、今の道徳教育に使えると思うのが当たり前だと私は思う。
 ちなみに、過去の国会決議をもって教育勅語を全否定するならば、戦後、国会での戦犯釈放赦免決議や援護法制定によって、A級戦犯を含む戦犯の名誉回復が為されていることも率直に認めるべきである。
 ところで、これまで共産党議員達は、防衛費を「人を殺すための予算」と言い、自衛隊を「人殺しの訓練」と称し、安倍首相をヒトラーになぞらえた写真を太鼓に貼って、その顔を叩きながらデモを行ってきた。
 共産党は日本で最もヘイトスピーチを許さない政党であると私は認識しているが、そういった侮辱的言動は問題ないらしい。そして、それが彼らの道徳心の範疇というなら、やはり教育勅語の徳目は共産党とは相反するものなのだろう。そう考えると、ますます道徳の教科化が必然ではないかと改めて感じる次第である。

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