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青葉区随想 182008/04/15
No.18(無題)

1959年のチベット蜂起から49年目に当たる本年3月10日に始まった中国政府に対するチベット人僧侶らによる抗議運動は、次第に公安局との衝突がエスカレートし、14日には多数の死傷者が出るにいたった。北京オリンピックを間近に控えた中国はしきりに情報操作を行おうとしていたが、結果としてドイツ・ポーランドを始めとした欧州各国において開会式ボイコットの動きが次々に出てきている。
そもそも、先の大戦で日本に侵略され莫大な被害を被ったと声高に叫ぶ中国は、1950年、チベット侵略を突然開始し120万人以上のチベット人を虐殺した。そして今も、「解放」という名の下でチベット人に対する迫害・差別・性暴力などの人権侵害が続いている。私は議員になった平成15年の最初の本会議の一般質問で、歴史教科書問題を論じる際に、中国政府が騒いでいる従軍慰安婦や南京大虐殺というデタラメで自虐的な歴史を日本の子供たちに教えるよりも、現在中国で起きているチベットの人権問題こそを教えるべきではないかと主張した。この考え方は現在も変わらず、信念として、私は県議会の多数の議員が参加している日中友好議員連盟には今尚加入していない。
以前、大学の卒業旅行として私はビルマを旅したということを書いたが、ビルマと同様にチベットの文化、宗教、そしてダライ・ラマ14世は私にとって憧憬の的である。この素晴らしい平和な国チベットを侵略した中国を、そして、1989年暴動の際に武力弾圧と虐殺を指揮した当時のチベット自治区党書記であった胡錦涛を、私は決して許すことはできない。
チベットの人権問題については、リチャード・ギアを始めとする有名ハリウッド俳優達が以前からチベット支援のNGOを結成し、今回も北京五輪ボイコットを叫んでいる。一方、日本の俳優達は全く音無しの構えだ。日本は政治家だけでなく芸能界も中国に支配されてしまったのだろうか、悲しい限りだ。

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