旗幟鮮明 1072018/06/07
NO.107 モリカケよりも大切なこと
4千ページの森友交渉記録が出された直後のテレビ番組で、キャスターの辛坊治郎氏は次のように語った。
「出発点は『安倍総理が圧力をかけ8億円値引きさせた』だったが、単にクレーマーのおっさんが総理と夫人の名前を使い、現場の役人としつこい交渉をしていたということが浮き彫りになった」
私自身も全く同じ考え方であるが、朝日新聞を初めとするメディアや立憲民主党などの野党は、どうしても総理と夫人に罪を着せるストーリーから離れようとしないようだ。しかも、その後の党首討論でさえ国家の重要案件ではなくモリカケが議論の中心にされ、さらには、大阪地検が8億円の値引きと公文書の改竄問題について関係者を不起訴にした件についても、法治国家日本を否定するような批判を行っていた。一体、いつまでこんな無駄な時間が費やされていくのだろうか。
間もなく、世界が注目する米朝首脳会談が開催される(予定である)。そして、その中でトランプ大統領が日本人拉致問題について言及するはずだ。軍事力による威嚇ができない日本にとって、今回が最初で最後の拉致被害者奪還のチャンスかもしれない。にもかかわらず、野党やマスコミは総理の足を引っ張っているだけではないか。
拉致解決に向けて私達が集めた署名は1千万筆を優に超えている。この国民の思いを無にすることだけは絶対にあってはならない。