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青葉区随想 1002015/02/13
No.100 ISILを許さない

 イスラム国(以下、ISIL)という、どう考えても国家とは呼びたくない極悪非道なテロ集団によって、日本人2人が人質に取られた上、虐殺された。この結果を受けて、安倍総理による中東演説や人道目的の2億ドル支援策がISILを刺激し引き金を引かせたと、野党の国会議員、左翼マスコミらの批判が相次いだ。ある共産党の女性議員などは「こんなにも許せないと心の底から思った政権はない。国の内外で命を軽んじ続ける安倍政権。安倍政権の存続こそ、言語道断」とツイッターでつぶやいたが、身代金を支払い憲法9条さえ唱えていれば、日本人だけは安全だと本気で思っているのだろうか。
 そもそも、イスラム諸国が歴史的に親日である理由は、日露戦争において強大なロシアを撃ち破ったこと、アジアの小さな島国である日本がアメリカへ戦いを挑み負けはしたが勇敢に戦ったこと、そして皮肉なことだが日本赤軍による昭和47年のテルアビブ空港乱射事件でイスラエルに打撃を与えたこと等と言われている。
 結果責任に関する国会質問に対し、安倍総理は「過激主義と戦うイスラムの国々をしっかりと支援していくと表明することが極めて重要だ」「テロリストに過度な気配りをする必要はまったくない」と答弁されたが、私も全く同感である。また、私自身、復讐の連鎖は決して望まないが、「テロリスト達には罪を償わせなければならない」という発言は被害に遭った国の首相としては当然のことであろう。
 さて、先月からNHKの大河ドラマ「花燃ゆ」が始まった。それは幕末の動乱時、吉田松陰先生の家族やその志を継いでいった若者達の青春群像を描いているのだが、改めて、在野の人々こそが日本の変革を担う原動力になると実感する。松陰先生はこれを草莽崛起(そうもうくっき)と唱えたが、私自身も任期最後の県議会にあたり、その気概を持って臨もうと思う。
 29歳で逝った松陰先生。何年生きたかではなく、どう生きたかである。

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