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旗幟鮮明 152010/05/01
No.15(無題)

「最低でも県外」
普天間基地に関する総理の発言をめぐって、今まさに日本中が迷走している。言葉に責任を持つことは政治家以前の問題であり、さらに今頃になって、抑止力についての認識が甘かったなどと平和ボケを自己反省した所で、沖縄と米国双方から信頼を回復することは最早不可能ではないか。
先月、私はイスラエル国独立62周年祝賀訪問団のメンバーとしてイスラエルへ赴いた。1948年、ヨーロッパにおけるシオニズム運動を経て誕生したユダヤ人国家がイスラエルであるが、現在も国内にパレスチナ問題を抱え、周辺のアラブ諸国とは常に一触即発の緊張状態が続いている。それ故、彼の国には政治家も国民も平和ボケした人など誰一人居ようはずがない。一方、わが国も、イスラエルほどではないが、間違いなく中国や北朝鮮の脅威が年々増大している。「生活が第一」「命を守りたい」と声高に言うのなら、沖縄問題を考える上で日本全体の安全保障こそをまず優先すべきではないか。
「かりゆしウェア」を着て一人浮いている姿をテレビで見ながら、総理の発進する電波はまさに圏外にあると感じたのは私だけでないはずだ。

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