旗幟鮮明 962017/07/06
NO.96 言論の自由と弾圧
先月、私の母校、一橋大学の学園祭で、作家の百田尚樹氏の講演会が企画されていたが、同大学の外国籍の大学院生が代表を務める「反レイシズム情報センター(ARIC)」や複数の大学教員らの反対運動等によって中止に追い込まれた。百田氏は差別主義者であって講演をすることはまかりならんということなのだそうだ。
実際、百田氏は「現代社会におけるマスコミのあり方」という演題で講演をする予定だったのだが、「講演開催の事実や内容にショックを受け、自殺する人が出たら賠償責任を取れるのか」といった荒唐無稽なクレームで学生らが圧力をかけられたらしい。
正に、これこそ言論弾圧ではないか。言論と報道の自由を声高に叫ぶマスコミは、当然、百田氏の言論の自由を守るはずと思ったが、結局、産経新聞以外はスルーした。
先述したARICには差別発言者データベースがあり、例えば慰安婦問題を述べただけで差別主義者のレッテルを貼っている。一体、差別とは何なのか全く理解できないが、光栄なことに「小島健一」も差別主義者として名前が挙がっていた。
「差別」という言葉を連呼している者ほど、実は他者を差別しているのではないか。