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青葉区随想 2002023/06/09
NO.200 G7広島サミット

 5月19日から21日まで、岸田総理の地元である広島で「G7広島サミット」が開催された。米国が人類初の原爆を投下した広島でのサミットは、歴史的に非常に意味があるとは思うが、加害者である米国からは予想通り謝罪の言葉はなかった。
 そして、21日にはロシアと戦争中であるウクライナのゼレンスキー大統領がゲストとして参加し、ある意味、 サミットに花を添える形でG7とウクライナの連帯を世界にアピールした。
 さて、ここまでは日本の報道の論調であるが、あまのじゃくである私は、違う見方を示したい。
サミットでは、ロシアの核威嚇・使用「許さず」とアピールされているが、歴史上、実際に核を使用したのは米国だけであり、先日、劣化ウラン弾をウクライナに持ち込んだのも英国である。今まで、ロシアはソ連時代から一度も核を使用したことはないし、中国も使用していないのだ。そればかりか、訪日に伴い、広島に「核のボタン」を持ち込んでいるのはどこの国の誰なのか。
 また、戦争当事者であるゼレンスキー大統領が広島の平和公園で献花とは、理不尽だと誰も思わないのか。さらに、今回の訪日で、日本は100台規模の自衛隊車両の提供を約束してしまっている。
 当然ながら、私はウクライナとロシアの平和を望んでいる。一番の被害者はそれらの国の善良な一般国民だと思っているからだ。しかし、このまま、西側諸国がウクライナへの武器支援をするだけでは平和はやって来ないのではないか。今回のサミットで、プーチン大統領との和平交渉を促すぐらいのことをすべきではなかったのか。
 ところで、サミット前の成立が望まれていた「LGBT法案」だが、広島サミットで特に問題にされることはなかった。これについては、はるな愛さんの言葉が至言である。
 「LGBTQが何の頭文字かなんて覚えなくていい。身近な人がLGBTQでも、何もしなくていいんです。普通に接すればいい、私たちは特別ではないんです」

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