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小島健一事務所所在地

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青葉区随想 902014/04/15
No.90 朝鮮学校補助金今後も注視

先月25日に県議会第1回定例会が終了し、平成26年度一般会計当初予算案や、2月の大雪で被害を受けた農業生産施設の復旧費補助などを盛り込んだ平成25年度一般会計補正予算案などが可決された。また、来年4月に予定されている統一地方選挙の議員定数についても、青葉区と川崎区をそれぞれ一減し107議席を105議席へと削減することが決まった。政令市の議員定数をもっと削減すべしとこれまで自民党内で自ら主張してきたことが、わずかであるが漸く結実したと思う。
さて、全国から注目されていた朝鮮学校補助金問題であるが、これまでの外国人学校に対する経常費補助を廃止し、朝鮮学校を含む外国人学校の児童・生徒へ直接給付される学費補助制度を新設するという形で可決された。これは国際情勢がどう変化しようと子供達には罪は無いという知事のヒューマニズムから生まれた新制度であり、確かにその気持ちは理解できなくもないが、そもそも外国人学校補助金というのは地方自治体の善意によるものである。実際、在外日本人学校などは日本国が補助をしており他国からの税金投入はない。にもかかわらず、今回、朝鮮学校の県に対する対応を見ていると、お金を貰う側の誠意というものが全く感じられなかった。結果的に、補助金については拉致問題を記述した独自教科書の作成・使用を確認した上で執行する等の付帯意見が付けられたが、私は今後もこの問題を注視していく所存である。
桜が咲き始めた3月下旬、久々に私は鹿児島の「知覧特攻平和会館」を訪れた。「永遠の0」ブームもあり、館内は多くの見学者でごった返していたが、改めて特攻隊員の屈託のない笑顔の写真、遺書や手紙の美しい文字を見ながら涙が自然に溢れてきた。

散る桜 残る桜も 散る桜

これは良寛の辞世の句と言われているが、儚くも美しい命を燃やしながら、私も悔いの無い生き方をしなければと誓った春の日である。

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