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青葉区随想 1312017/09/08
NO.131 河野太郎外務大臣

 去る8月3日、第3次安倍第3次改造内閣の閣僚人事が発表された。その中で、河野太郎氏が外務大臣に指名されたわけだが、正直、私自身、非常に驚いた。河野談話等によって周辺諸国と負の遺産を築いた父を持ち、隣りの韓国では、文大統領誕生以降、執拗に慰安婦問題や徴用工問題が蒸し返される中での大臣就任である。
 予想通り、ネットでは「ヤバイ」「血迷ったとしか思えない」「悪い方のサプライズだ」との声が相次いだみたいだが、中国や韓国は、彼らが良心的政治家と呼んだ河野洋平氏の息子の登場に少なからず期待していたようだ。
 しかし、中韓の期待は見事に裏切られる。8月7日のASEAN関連会合で外交デビューした河野大臣は、中国の海洋進出を牽制した。これに対し、中国・王毅外相が「あなたのお父さんは正直な政治家で、歴史の話をすれば心の態度を表明した。あなたには期待していたが、あなたの発言を聞き、率直に言って失望した。」と述べた。だが、河野大臣は「中国には大国としての振る舞いというものを身につけていただく必要がある。」と切り返したのだ。
 また、慰安婦問題についても、「安倍総理の戦後70年談話の通りであり、日韓合意が実行されることが望ましい」と述べている。実に見事な外交デビューではないだろうか。
 ところが、今月に入って、東京新聞が「鳴り物入りで外務省に乗り込んだ河野太郎外相への期待が、国内外で急速にしぼんでいる。中韓両国の評判もかんばしくない。」と論評した。しかし、見方を変えれば、今や左翼活動家記者の巣窟となった東京新聞からそう言われることは最上の褒め言葉ではなかろうか。
 さて、9月3日、北朝鮮は6回目の核実験を強行した。安倍政権には毅然とした今後の対応を期待したいが、この日、青葉台駅前では「アベ政治を許さない」というプラカードを掲げた年配の方々が立っていた。この人たちに是非伺いたい。北朝鮮のミサイル発射や核実験も安倍が悪いからなんですか?

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